築35年のマンション、ユニットバス再生塗装を出張施工で行いました。「傷みの激しいタイル壁面をリグレーズのテクニックでどこまで再生出来るか?」への挑戦となりました。
傷んだタイル壁面は、パテ補修後目地加工し、石目調塗装で仕上げ。
ハーフユニット部(浴槽・洗い場)は劣化部補修後パール調・ホワイト仕上げ。
タイルの石目調濃彩色、ハーフユニット部のパールホワイトは、マンションの壁紙、カーテン、家具などの色調に合わせました。
壁面の入り隅それぞれにタイルの浮き、割れ、欠損、段差など傷みが目立ちます。タイル目地全体にも欠損部や巣穴が多数。
最下部のタイルは下地が脆弱なため、ハツッてまず下地作り、その後パテでタイルを形成・復元しました。
タイルと浴槽のジョイント目地劣化部も除去、湿潤面用エポキシパテ充填。
劣化したタイル目地部はHawk社の速乾性目地補修材「タイルグラウト」充填。
目視で補修跡は、全く分かりません。
天井部のタイルクラック部にはわずかに段差があり、入り隅タイル目地の欠落もあります。
上記とほぼ同じ方法で補修。やはり目視では補修跡は分かりません。