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高梁市バスタブ塗装

2016年10月1日投稿

9月26~28日と岡山県高梁市で施工。
わが社から高梁市まで距離にして60km、車で1時間30分程度かかります。
山口県、愛媛県など3~400kmの出張と較べるとずいぶん近く、そして楽に感じます。

むかし地元での各種リフォーム施工がメインだった頃は、現場までの平均移動時間は20分程度でした。
30分以上かかる現場は、当時ずいぶん遠い所のように感じていたものです。

人間の感覚・知覚・認識は驚くほど相対的です。
「いい加減」、「当てにならない」とも言います。

そんな人間の書くブログですから、きっと正確さに欠ける部分もあることでしょう。

今回の施工は、実にオーソドックスなものでした。
古いアパートのユニットバスが全体的に経年劣化。
塩ビ鋼板の壁面下部にフクレがわずかに発生。
FRP浴槽喫水線以下の表面ゲルコートが消失し、下層のガラス繊維が広範囲に露出。
当然のごとくクラックも発生。

天井・壁・床の劣化は許容範囲内というオーナーの判断で、今回は浴槽のみ施工。
塩ビ鋼板のフクレが進行し錆が目立ち始めたら、残りを施工することになるでしょう。

1日目、FRPライニングを中心に下地補修および足付け(サンディング)。
2日目、ベースコートとトップコート吹き付け。
3日目、養生除去、バフがけ、撤収作業等に2時間強。

赤外線ランプによる強制硬化の必要もなく、比較的のんびりした施工になりました。

- のんびり - ?

本当はいつも「のんびり」仕事したい。
しかし現実は違います。
時間に追われながら「狂ったように」施工するのが、この仕事の常態です。
つまり狂気が正常な異常な世界です。

「こういう事を書くから、技術研修受講者が減るんだ!」と時々叱られます。
「でも本当のことだから・・・。」と答えるしかありません。(笑)

今回の施工中も、会員企業の皆さまから技術的質問を含め、いろいろ電話をいただいたのですが、中でも4年半キャリアの熊本Yさんとは、「施工時の狂気スイッチのON/OFF 」に関する哲学的・詩的考察で盛り上がりました。

お客さまにはあまり聞いて欲しくない内容ですが、当人たちにとっては楽しいことこの上ない会話です。
携帯電話を固く握り締め、狂気について話し込む四つの目は、きっと怪しい光を放っていたことでしょう。
まだ暑いですからね。

今回はめずらしく写真を撮りました。
天邪鬼の私は「今回こそ写真を撮ろう!」と決めると、必ず撮りません。
「自分に対して天邪鬼になっててどうするの?」と思いますが、そのくせ「今回は写真必要ない」と決めると、素直にその決定に従います。
要するに基本的に写真撮りません。

今回の写真撮影は女房の功績です。
施工前と施工後、各々3回ずつスマホに「写真撮るの忘れないでね~!」とメッセージを入れてくれたのです。(フランス語と英語で。少し自慢そして自戒。次に、この一文を消せないことに自己嫌悪。やがて居直り。)

施工前後の違いが判別できないほど微妙かつ精妙な写真が撮れたのは、私の功績であり実績です。
私が施工写真を含め写真撮影全般を嫌うのは、実は天邪鬼だからではなく、ご覧のようにただ下手だからです。

 

 

2016.09.30 022

(浴槽およびエプロン 施工前)

 

喫水線以下に変色、クラック、ガラス繊維の露出。
これでは入居希望者も決断を戸惑うでしょう。

 

 

2016.09.30 042

(浴槽およびエプロン 施工後)

 

9ヶ月が経過して、フジスプレー社製ミニマイト5の取り回しにもずいぶん慣れてきました。
光沢、平滑さともにOK。自讃。

 

 

2016.09.30 024

(浴槽底面 施工前)

 

ゲルコートが加水分解により消失。
下層のガラス繊維が露出して美しくない。

 

 

2016.09.30 033

(浴槽底面 施工後)

 

写真と作文は下手だが、吹付けは上手?
自讃と長時間の自問。

 


 

今回の施工には後日談があります。
後日談と言っても施工翌日、おとといのことです。

高梁市は岡山県中西部に位置する人口3万人の小都市です。
車で移動してると山中の川沿いに、突然街が現れます。

歴史ある城下町ゆえか、街も人もとても落ち着いています。
なぜだかこの街のことが気になり、2日目のベースコート硬化待ち時間に車で辺りを少し探索しました。

車からしっかり整備されている武家屋敷を見ていると「備中松山城」の看板。
火に誘われる蛾のように城に向かう。(仕事は大丈夫か!)
ところがこの城は、天守が現存する山城としては、日本で最も高いところにあるのだそうです。
時間的にとても無理なので、泣く泣く断念。(仕事最優先!)

それで施工完了翌日、女房と日帰りドライブしました。
女房が撮った写真に変わったものが2枚あったので、ご紹介します。

 

 

2016.09.30 001

武家屋敷の居間

 

当主の首がわずかに右に傾き、息子に何かを話してる。
息子は神妙な面持ちで聞き、奥方はわずかに微笑んでいる。(奥方は美人です。)

見学者は即座に「何を話してるんだろう?」、「武士の心得を諭してるのかな?」、「それとも晩飯のメニューの相談か?」と想像を膨らませてしまう。

人形の首をほんの2~3度傾けるだけで、そこにえも言われぬ趣き、リアルさ、物語性が生まれるのは面白い。

塗装ロボットによる完全無欠な新車塗装より、狂気モードの職人が2~3センチ手元を狂わせてホンノリ垂らした塗りの方が味わい深いことに似ていなくもない。(違うような気もする)

あまりに驚いたので写真は撮ってないのですが、ここにはもう一体別の人形があります。
靴を脱いで玄関から部屋に上がると、とつぜん身長2メートルくらいの家来の人形が現われ、深々とお辞儀するんです。

女房も私もギョッとして大きく後ずさりしました。
女房はもう少しで悲鳴あげそうでしたね。

後で「君、あのね~。」とつぶやきながら確認すると、家来は身長2メートルどころか私よりうんと小さく、可哀相なことにずいぶん栄養が足りてない感じでした。
「人間の感覚・知覚・認識は驚くほど相対的です。”いい加減”、”当てにならない”とも言います。」と書きましたが、まさにその通りです。

帰る時に受付の男性が「玄関の人形ビックリしたでしょう!」、「センサーで人を感知して機械仕掛けでお辞儀するんですよ。」、「お客さんほぼ全員後ずさりするんですよ~。」とうれしそうに話しかけて来た。

私が少しだけムッとしながら、「具合が悪くなるお年寄りや、怒り出す人いませんか?」と尋ねると、おじさんの目がしっかり泳ぎましたね。
大惨事の予感、そして税金の無駄遣い。

お役所仕事にしてはなのか、お役所仕事だからこそなのか良く分かりませんが、この”お化け屋敷”、いや”お武家屋敷”、かなり変わってます。
高梁に行ったらぜひ訪ねることをお勧めします。
 

 

 

2016.09.30 002

武家屋敷の風呂

 

前日までこの街で風呂塗装してた私は、なぜかここで長時間固まってしまいました。

いやなに、ただ木製風呂桶の施工方法、工期、見積金額を検討していたんです。
見積書の名義を「おばけやしき様」とするか「おぶけやしき様」にするかで大いに悩みました。

 

 

フジスプレーのホームページ完成!

2016年9月20日投稿

https://web428.com/ さんからうれしいメールが入りました。

フジスプレーのホームページ完成の知らせです。

すっきりしたデザインで大満足です。

ありがとうございました!

 

これから徐々に情報を追加して行きたいと思います。

ぜひご訪問ください。

https://www.hvlpspray.jp/

 

 

宇部からの生還

2016年9月19日投稿

宇宙ならまだしも、「宇部からの生還」は大げさ過ぎます。
しかしそんな感じもある。

2日で終わらせる予定が3日になりバテました。
次の施工日程が気になりマインドが揺れました。
おかげで写真撮影を忘れました。(いつものことですが)

50cm長の漏水貫通クラックの筈が80cm強で、クラック両端が浴槽壁面のコーナーにしっかりかかっていたため、ライニングと研削に時間を取られた。
在宅のアパートなので作業時間に制限があった。
現場研修なので話してる(説明してる)時間が長かった。

予定が延びた原因はいろいろありますが、すべて言い訳です。
本当のところは私の体力低下なんだろうと目星はついてます。

このままあと10~15年は仕事を楽しもうと考えてる身にとって、体力低下は悩ましい。
そこで2ヵ月半前から筋トレ、ストレッチ、ランニングを始めたが、いまだ効果出ず。
腰痛対策として特に腹筋運動に力を入れているのだが、やればやるほど筋肉ではなく下腹がせり出して来るのはなぜだろう?(運動量の微増 → 食事量の急増。これが原因であろうと目星はついてます。)

完了が1日遅れたこと。
体がとことんバテたこと。
「次の現場、2度目の日程変更認めてくれるだろうか?」とマインドが揺れたこと。
長時間の研削で両手がガチガチに硬直したこと。
施工写真の撮影忘れたこと。
筋トレやる程に下腹がせり出すこと。

いろいろありますが終わってしまえば、すべてOK!No problem!

ということで、仕事もエクササイズも続いて行きます。

 

 

山口県宇部市へ出張施工

2016年9月12日投稿

明日、明後日と山口県宇部市へ出張施工です。
距離350km、時間にして4時間半。
遠いですね。

2ヶ月前に施工させていただいたリフォーム会社から再度の発注です。
アパートのユニットバス浴槽に50cm長のクラックが入り、湯が洩れているとのこと。
現在使用中のお風呂なため、急ぐ必要があります。

東京のM社Yさんが、現場研修として参加されます。
止水のためのライニング施工込みなので、良いご経験になると思います。

それにしても東京からだとさらに遠い。
Yさんのような熱さがないと、この仕事で結果を出すのは難しいのかもしれない・・・。

宿泊費、燃料費、高速代が加算されるから、お客様の負担も小さくありません。
山口県にこの仕事をやる会社は、無いのでしょうか?
(少なくとも全国リグレーズ工業会会員はいない。)

こういう状態を改善するために16年間技術研修を続けて来たけれど、まだまだ技術者が足りない。
圧倒的に足りない。

嘆いててもしょうがありません。
宇部できちんと施工兼現場研修をやる。
今まで通り、基本研修・上級研修・現場研修をコツコツ続ける。
これだけです。

 

 

カナダ、フジスプレー社製HVLP塗装機ミニマイトシリーズ

2016年9月11日投稿

ホーク社の勧めもあって今年1月からカナダのHVLP塗装機メーカー「フジスプレー社」のミニマイト5(Mini-Mite5)のテスト使用を始めました。

http://www.fujispray.com/ (メーカーサイト)

HVLP塗装機は、これまでアメリカ、ドイツ、フランス、日本製など色々使って来ました。
3ヶ月ほどミニマイト5を様々な現場で使って、このメーカー、このHVLP塗装システムがベストとの結論に至りました。

その後メーカーと日本での販売について交渉を続け、5月に販売代理店契約が成立。
それ以降、製品カタログ、ユーザーマニュアルなどの作成に追われました。

現在 https://web428.com/ さんにホームページを制作してもらっています。

完成したら浴槽・浴室塗装業界だけでなく、家具塗装、建築塗装、板金塗装業界などにも販売を開始します。
正直なところ販売は苦手ですが、HVLP塗装機は長年いろいろな機種を使い続け熟知してるので何とかなるでしょう。

ホームページが完成したらここでもお知らせします。
久々に年甲斐もなくエキサイトしております。
長くて短く、短くて長い人生、こういうワクワク感も必要ですね。

 

 

ブログ再開

2016年9月11日投稿

特に予定もない日曜日の朝、ぼんやり窓から外を眺めていたら、唐突に 「ブログ・・・」 との思いがやって来ました。
WordPressの操作方法も忘れてしまった9ヶ月ぶりの投稿です。

定期的投稿の大切さは分かっている筈なのに、なぜこんなに間が空くのか?
「仕事では絶対穴をあけられないけど、ブログはまあいいだろう。」とどこかで思っている?
それとも自分を主語にして文章を書くことに興味を失った?
なぜなのか主語にも良く分からないですね。

昨年12月2日最後の投稿から色々なことがありました。
施工に関してはいくつかの物件の写真は撮っているので、過去記事扱いで順番にアップロードして行きます。
施工以外についてもこの9ヶ月で公私共に起こったことを、記憶を元に少しずつ書いてみたいと思います。

外は気持ちいい秋晴れなので、まず朝の散歩に行ってきます。
終わったら今日の内に少なくとも1本は、何かを書こうと思います。

 

 

東京現場研修のご案内

2015年12月2日投稿

全国リグレーズ工業会の皆さまへ

いつもお世話になります。
あっと言う間に師走となりました。
いつものことながら時間の流れが速いです。
皆さまお元気で仕事に邁進されていることと思います。

本日は東京都内での現場研修2件のご案内をさせていただきます。

 

1.タイル浴槽へのエポキシ樹脂によるFRP全面ライニングとリグレーズ再生塗装

(場所) 東京都江東区深川

(日時) 2015年12月14日~18日

(参加条件) 諸事情により弊社が直接受注した物件であるため研修費は発生しません。在宅マンションのため、参加人員は最大2名となります。現場研修では、ただ見学していただくことは困難なため、作業着等を準備いただき、私國米と一緒に作業をしていただく形となります。全工程でなく部分的なご参加でも構いません。

(備考) 築40年以上のタイル張り浴槽が、水漏れしています。
止水処理後、長期耐久性確保のため、通常のポリエステル樹脂ではなくエポキシ樹脂を用いたFRPライニングを施します。
珍しい施工です。
もしかすると(いや、ほぼ間違いなく)浴槽・浴室再生業務でこのような施工をする変人は、世界で私だけかもしれません。(笑)
施工のおおまかな流れは「湿潤面用エポキシパテ充填→エポキシ樹脂を用いたFRPライニング→リグレーズによる再生塗装」となります。

エポキシライニングは、樹脂の硬化が遅い、硬化後の樹脂がポリエステルと較べて非常に硬い、などの特性ゆえに研削を含む全作業に時間、体力、そして気力を要します。(私、どれも不足していますが、がんばります。)

とは言え、皆さまご存知のようにエポキシ樹脂は接着強度、耐温水性、硬度など各種物性にたいへん優れ、水周りでの施工に適しています。
またエポキシライニングを用いれば、従来エポキシパテによる補修しか出来なかった、洗面ボウルなど陶磁器製品、ステンレス製品、ホーロー製品、今回のようなタイル風呂などに全面ライニングだけでなく部分ライニングによる非常に堅牢な補修を施すことが可能になります。

この技法をマスターすれば、補修技術の幅が広がること間違いなしです。

 

2.ユニットバス壁面および床面のリグレーズ再生塗装

(場所) 東京都府中市

(日時) 2015年12月21日~23日

(参加条件) この物件も諸事情により弊社が直接受注したため研修費は発生しません。アパート空室施工で参加人員は最大3名となります。現場研修では、ただ見学していただくことは困難なため、作業着等を準備いただき、私國米と一緒に作業をしていただく形となります。出来るだけ全工程ご参加ください。

(備考) 前期漏水タイル風呂と異なり、たいへんオーソドックスな施工となる予定です。ただ時間の都合でまだ現場の下見が出来ていません。ハプニングがあるかもしれません。(笑)

本日のお知らせは、以上2件となります。
正確な住所、待ち合わせ時間等は、ご参加の方におってご連絡させていただきます。

急なお知らせである上に、年末で皆さまお忙しい時期であるため、参加者ゼロを覚悟しています。
来年も各地での現場研修、岡山・東京での上級技術研修を積極的に開催したいと思います。
その際は、ぜひご参加を検討ください。

年末まで仕事三昧の日々を送り、皆さま一緒に良い年を迎えましょう!
来年もよろしくお願いいたします。

 

 

ホテル施工応援依頼 & 関東営業所開設のお知らせ

2015年11月25日投稿

全国リグレーズ工業会の皆さまへ

2015年も残すところ1ヶ月余りとなりました。
皆さまお忙しくされていることと推察いたします。

1.来年1月ホテル施工応援のお願い

全国リグレーズ工業会会員企業が、石川県小松市のビジネスホテル75室の施工を受注されました。
最初の10室施工に関し1月7日より4~5日間、1名のみではありますが応援施工の依頼が入っております。
経緯上、別途私も応援に伺います。
残りの65室は順次施工する予定で、詳細が決まり次第応援依頼されます。

応援者へのお願いは下記となります。
下地調整等は、受注企業が事前に行い、応援者は養生、塗装、仕上げを行う。
上記業務に必要な塗装機、換気装置、防毒マスク等機材類は応援者が持参する。
交通費等は受注企業が負担する。
宿泊はホテルの施工部屋または空室を利用するので宿泊費は発生しない。
日当は全国リグレーズ工業会取り決め金額とする。

応援可能な方がおられましたら、國米までご連絡よろしくお願いいたします。

 

2.関東営業所開設のご案内

弊社では来たる12月1日より関東営業所を開設することとなりました。

千葉県大網白里市細草998-3

白里海水浴場まで直線距離にして3km程ののどかな住宅地です。
いささか辺鄙ではありますが、田舎者の私たちには大都会のど真ん中でいきなり活動開始するよりは、かなり落ち着けます。(笑)

関東での活動強化は、以前から考えておりました。
プライベートな話で恐縮いたしますが、3人の子どもたちの成長を待つ必要、93歳の母の介護をする必要などにより、なかなか実現に至りませんでした。
しかし、子どもたちはすでに全員巣立ち、この8月には長年申し込んでいた至近の老人ホームへの母の入荘が決まりました。
これら生活環境の変化が、今回の決断を促しました。

  • 関東地区でのOJT/現場研修を増やす。
  • 営業所にショールームを作り、会員企業の皆さまに営業ツールとして利用していただく。
  • 東京江戸川および千葉九十九里での既存会員様向けの各種上級技術研修を増やす。
  • 東京江戸川での2日間基本技術研修を増やす。

当面は上記4点に絞って活動したいと考えております。
状況を見ながらでありますが、将来的には下記3点にも挑戦して行ければと願っております。

  • 関東地区での全国リグレーズ工業会共同現場施工を増やす。
  • 上記のために関東地区で施工チームを編成する。
  • 共同施工現場受注のためにホテル・レストランショーなど展示会へ出展する。

関東営業所開設と申しましても、最初は普通の戸建て住宅に起居しながら、OJT/現場技術研修・基本研修・上級研修を開催するのが精一杯と思います。
活動しながら徐々に環境整備に努めます。

関東での活動が軌道に乗るまで私國米は、出来るだけ長く営業所に滞在します。
岡山県津山市中島177-2の本社機能は従来どおりです。
その都度千葉から戻る形になりますが、岡山での技術研修も従来どおり継続いたします。
皆さまへの塗料の発送も、従来どおり岡山より行わせていただきます。

千葉での上級技術研修開催は、準備が整い次第メール等にてお知らせいたします。
関東および近隣地区でのOJT/現場技術研修は、会員企業の皆さまが受注された現場を弊社が下請けとして施工させていただき、それに合わせて開催する形となります。将来弊社が独自に受注し、その現場での研修開催が可能になるまでは、顧客への施工後の品質保証のため「請負施工=現場研修」の形が必要と考えます。(現在東京都江東区の漏水しているタイル風呂の止水と再生塗装を諸事情で弊社が独自受注し、12月上旬に施工する予定があります。あくまで見積段階ですが、正式に決まりましたら現場研修の案内をさせていただきます。)

上級研修は、下記のようなプログラムを考えています。

  • FRP浴槽等全面ライニング(ポリエステル樹脂とガラス繊維使用)
  • エポキシ樹脂を用いたホーロー浴槽、ステンレス浴槽、陶磁器(洗面ボウル等)などへの全面ライニングおよび部分ライニング
  • パール調塗装
  • ストーンフレックスによるキッチン人造大理石カウンタートップ・壁面タイル等への石目調塗装
  • 大粒子ゴールドパールを用いてのラメ調塗装
  • 乱糸ガンを用いての模様塗装
  • MMA塗り床技法
  • 壁面タイルへの画像転写(デカルク技法)
  • その他

現場技術研修は、下記のようなケースを想定しています。

  • この業界に参入されて間が無く、施工経験がまだ少ない方への現場研修
  • 上記の上級技術研修プログラムにあるような難易度が高い施工が発生した場合、それに合わせての現場研修
  • その他

12月1日以降やるべきことは多々ありますが、基本技術研修開催日以外は日程的に自由がきく身の上となります。
暇を持て余すことになるかもしれませんので、飲み会のお誘い、現場研修のご依頼など気軽に声をおかけください。

また難易度が高いこの業務では、現場経験を積むことが前進のための最大の武器となります。
「本業が忙しい」、「長い間風呂の塗装してないので何だか気が向かない」、「施工担当者が退社した」、「ずいぶん前に受けた基本研修の内容を忘れてしまった(笑)」などの理由で従来なら断られていた浴槽・浴室塗装に関してもご遠慮なく声をおかけください。

本日のお知らせは、以上2件となります。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

鳥取県米子市ユニットバス複合リフォーム

2015年11月5日投稿

鳥取県米子市での施工。
この物件は、口コミによる受注です。
ありがたいです。

隣県の米子市、境港市には公私含めてよく行きます。

今年3月には米子市のアパート施工で15日間通いました。
米子市はわが社から距離にして100km弱、時間にして約1時間30分。
高速道路(米子道)が開通してからずいぶん楽になりましたが、それでも雪の中を15日間往復するのは少々きつかったですね。
でも行き帰りに仰ぎ見る冠雪の大山は美しかった。

仕事以外では今年になって3回米子と境港に行ってます。
妻と二人きりだったり、里帰りした子どもたち、そのパートナー、パートナーのご家族と一緒だったりといろいろです。

8月には長女たちの結婚を祝い、ご祈祷していただくために総勢11名で島根の美保神社まで足を延ばしました。
帰りはいつものように境港で海鮮料理を堪能し、海でしばし遊びました。

鳥取砂丘、倉吉、米子、境港、美保関、松江、宍道湖、出雲大社・・・・。
日本海側のこの地域は、何度行っても飽きることがないお勧めのスポットです。

 

今回の施工は、販売用中古住宅全面リフォーム工事の一環です。
浴室はリグレーズ工法で全面改修です。
顧客のご要望により、天井・ハーフユニット部(バスタブ・腰壁・洗い場床)はパール調塗装、壁面はパネル貼りです。

 


 

 

bD4Y7241

(施工前)

 

bKD4Y7371

(施工後)

 


 

hKD4Y7260

(施工前)

 

hKD4Y7397

(施工後)

 


 

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(施工前)

 

eKD4Y7356

(施工後)

 


 

ユニットバス新規入れ替えの約1/4の費用でリフォームできました。

壁面タイル部分は、今回顧客のご要望でパネル貼りとなりました。
通常私が施工する場合は、パネルよりホーク社の石目調塗装「ストーンフレックス」(こちら)を使うことが多いです。

どちらの工法も付加価値アップには最適です。
ハーフユニット部のパール調塗装も同様に付加価値アップのため行いました。

それにしてもパール調塗装は魅惑的です。
「きら」、「きらら」、「マイカ」などと呼ばれる鉱物としての雲母が醸しだす不思議な風合い。
言葉ではとうてい言い表わせないし、写真でも再現できません。

蒜山・大山の紅葉も息を呑む美しさでした。

 

 
 

岡山市 バスタブFRP全面ライニング

2015年9月28日投稿

この仕事もインターネット経由でのご依頼です。

技術研修の開催、電話・メールによる技術的質問への回答、ホーク社製塗料輸入業務、全国リレーズ工業会会員企業への塗料発送、これら業務の合間を縫っての現場施工。

このような事情があるため施工専業の場合と異なり、地元での積極的な営業活動には慎重にならざるを得ません。

工期に強い縛りがある仕事が重なると、他の業務に関し身動き出来なくなってしまいます。

そのため全国リグレーズ工業会を15年前に立ち上げてから、地元津山市での仕事は減少の一途です。

営業活動してないのだから、当たり前と言えば当たり前です。

わが社の場合ネットからのお問い合わせは、エンドユーザーから直接いただくケースの方が多いです。

エンドユーザーとの取引きは工期に余裕をいただきやすいので、わが社のような事情がある場合たいへん助かります。

現場の受注も全国リグレーズ工業会の活動も、インターネットが無ければ無理だったでしょう。

ネット社会、IT社会に全然ついて行けてない身ではありますが、大いに感謝しています。

 

岡山市は、わが社から車で1時間30分、60km前後の距離です。

わが社が地元で営業活動していないこと、そして浴槽・浴室塗装が日本でまだ充分普及していない現状を顧みれば当たり前のことですが、私の現場は遠隔地かつ大がかりな補修を必要とする物が多い。

またまたFRP全面ライニングが必要な今回の施工もそうです。
一日中削りまくります。

私に体力があるという意味ではありませんが、体力勝負の仕事はほかに何の取り柄もない私向きの仕事と言えます。

体力と言えば思い出すことがあります。

昨年の夏、休日にちょうど夏休みで帰省していた息子と庭でビールを飲みながら日光浴していました。

息子 : 「父さん、体の裏側だけ異常に筋肉ついてない?」

私 : 「サンディング」、・・・・・、「サンディング」

息子 : 「えっ、 ナニ?」

私 : 「仕事でサンダー使って削りまくるから、背中側の筋肉だけ発達しちゃうんだ。」

息子 : 「ボク、やっぱ、この仕事遠慮しとくは・・・。」

私 : 「ビール」

たしかに私の体は前面がとても薄く貧弱で、背中側だけ妙に筋肉が発達しているというか、とにかく歪に盛り上がっています。
普通の施工者よりFRP全面ライニングおよび大研削作業をすることが多いからだと思います。

(おっと、貧弱な前面の下腹だけはしっかり前にせり出していますが、これはビールのせいです。)
下腹と頭部を除いた部分の労災認定を受けたいな、と時々思います。

 

kita064b

(浴槽壁面クラック)

 

築40年のFRP製浴槽です。

深く幅広いクラック(ひび割れ)がほぼ全面に走っています。

底面には穴が開き、微量ですが漏水しています。

浴槽全体が劣化しており、少し力を加えるとボコンボコンとたわみます。

まだ経験不足だった20数年前なら「無理です。直せません。」と間違いなくギブアップしていたことでしょう。

いずれにせよ、このような状態の浴槽をパテ処理で修復することは不可能です。

FRP工法(ガラス繊維強化工法)による本格的補修と補強が必須です。

 

 


 

 

kita028b

(施工前)

 

 

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(施工後)

 

 


 

 

kita024b

(施工前)

 

 

kita103b

(施工後)

 

 


 

こちらの投稿で触れたように、プラスチック(合成樹脂)は、液体との長時間の接触を苦手とします。

浴室環境では、液体すなわち水(湯)となります。

「恵みの雨」と言われるように、水は私たち人類だけでなくこの地球環境全体にとってなくてはならないものです。

私たちがどれほど「水」の恩恵を受けているか、列挙するときりが無いほどです。

しかし、私たちの浴槽・浴室塗装という業務に限ると「水(湯)」は、克服すべき対象となります。

克服するために私たち施工業者は、高い補修技術と優秀な塗装システムを持つ必要があります。

この二つが無いと工事瑕疵に至る確率が、(日本においては)圧倒的に高くなります。

これに関する詳細は、また次の機会に書いてみたいと思います。

 

 



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